事業承継やM&Aを考えはじめたとき、多くの経営者がまず探すのは「使える制度はあるか」という点です。
事業承継税制は使えるのか。
M&A費用に補助金は使えるのか。
専門家費用は補助対象になるのか。
後継者の株式取得資金をどう用意するのか。
M&A後の設備投資やPMIに支援策を使えるのか。
いずれも重要な論点です。ただ、承継やM&Aの判断においては、制度名を先に探すだけでは十分とはいえません。
本当に先に整理しておきたいのは、会社を誰に引き継ぐのか、経営権をどう安定させるのか、株式や持分をどう承継するのか、買収資金や納税資金をどう準備するのか、そしてM&A後にどのように統合し、数字で成果を管理するのかという点です。
制度は、これらの経営判断を補助する手段にすぎません。制度を使うこと自体が目的になってしまうと、承継後の資金繰り、税務処理、株主構成、金融機関への説明、PMIの実行管理が後回しになります。
この第9テーマでは、事業承継・M&A・PMIに関係する制度を、単発の申請や税制適用としてではなく、会社の継続、経営権、資金、税務、実行後管理まで含めて整理していきます。
このテーマで扱うこと
第9テーマ「事業承継・M&A・PMI支援」では、承継やM&Aに関係する制度を、次の順番で見ていきます。
まず確認するのは、事業承継で利用し得る支援制度の全体像です。事業承継税制、金融支援、補助金、M&A支援、経営者保証、認定支援機関は、それぞれ担う役割が異なります。税制だけ、補助金だけ、M&A仲介だけを見ていても、承継全体の判断にはたどり着けません。
次に、特例事業承継税制を使う前段階として、後継者の経営意思、株式集中、継続要件、取消リスクを整理します。納税猶予は確かに重要な制度ですが、制度を適用した後の報告や将来の経営判断まで含めて検討しておく必要があります。
そのうえで、事業承継・M&A補助金を、M&A費用や設備投資費用の補填としてだけではなく、承継後の経営革新、専門家活用、PMI、廃業費用、投資計画と結びつけて考えます。事業承継・M&A補助金については、2026年5月に十五次公募の公募要領が公表されており、申請時期や対象枠は公募回ごとに確認が必要です。
出典:中小企業庁|中小企業生産性革命推進事業「事業承継・M&A補助金」(十五次公募)の公募要領を公表します
また、中小M&Aガイドラインと支援機関選定の考え方も扱います。仲介者、FA、手数料、セカンドオピニオン、デューデリジェンス、契約、経営者保証といった論点は、M&Aの条件やリスクに直結します。中小M&Aガイドラインは、後継者不在の中小企業等が中小M&Aを進める際の手引きとして位置づけられており、支援機関の役割や手数料、契約、DD等の実務論点を確認するうえで重要な意味を持ちます。
出典:中小企業庁|中小M&Aガイドライン(第3版)
さらに、M&A成立後のPMIについても、制度活用と切り離さずに見ていきます。中小PMIガイドラインでは、M&Aの成立はスタートラインにすぎず、統合作業を適切に行うことが重要とされています。PMIは、M&A後の組織統合、信頼関係の構築、業務統合、会計管理、月次モニタリングまでを含む実行管理の問題です。
出典:中小企業庁|中小PMIガイドライン
最後に整理するのは、組織再編、自己株式、種類株式、株式集約、持株会、持株会社といった資本政策です。承継やM&Aでは、誰が株式を持つか、誰が議決権を持つか、会社の資金をどう使うかによって、税務、融資、補助金、事業承継税制、そして将来のM&Aの選択肢までが変わってきます。
このテーマを読むべき人
このテーマは、「事業承継税制を使いたい」「M&A補助金を申請したい」という方だけに向けたものではありません。
むしろ、次のような課題を抱える経営者、後継者、財務責任者、支援担当者に読んでいただきたい内容です。
- 親族内承継、従業員承継、第三者承継のどれを選ぶべきか迷っている
- 後継者はいるものの、株式や資金の移転方法が整理できていない
- M&Aを検討しているが、仲介会社やFAの選び方、手数料、契約内容に不安がある
- 事業承継税制を使えばよいのか、株式買取や自己株式取得を優先すべきなのか判断できない
- M&A費用や承継後投資に補助金を使いたいが、スケジュールや資金繰りが見えていない
- 買収後のPMI、会計管理、人事・業務統合、月次モニタリングまで考えられていない
- 組織再編や持株会社化を検討しているが、税務・資金調達・制度適用への影響が分からない
承継やM&Aは、制度の利用可否だけで判断できるものではありません。会社の将来像、後継者の意思、株主構成、資金繰り、税負担、金融機関との関係、従業員や取引先への影響を合わせて判断する必要があります。
読む順番
第9テーマは、次の順番で読み進めると理解しやすくなります。
まず、9-1で事業承継に関係する支援制度の全体像を確認します。ここで、税制、補助金、金融支援、M&A支援、経営者保証、認定支援機関それぞれの役割を大きくつかんでおきます。
次に、9-2で特例事業承継税制の判断軸を確認します。納税猶予のメリットだけでなく、後継者の経営意思、株式集中、継続要件、報告義務、取消リスクまで理解しておきたいところです。
その後、9-3では事業承継・M&A補助金を経営判断として整理します。補助対象経費や公募時期にとどまらず、承継後の経営革新、専門家活用、PMI、廃業・再チャレンジ、投資計画との整合性を見ていきます。
M&Aを具体的に検討する段階に入ったら、9-4で中小M&Aガイドラインと支援機関選定を確認します。仲介者とFAの違い、手数料、利益相反、セカンドオピニオン、DD、契約、経営者保証を整理する内容です。
M&A成立後の実行管理に進む場合は、9-5でPMIと制度活用の接続を確認します。M&A成立後に何を統合し、どの数字を追い、どの制度を使い、どのように成果を検証するかを考えます。
最後に、株主構成や組織再編が関係する場合は、9-6で資本政策を確認します。自己株式、種類株式、株式集約、合併、会社分割、株式交換、持株会は、承継・M&Aの土台になる高度論点です。
9-1. 事業承継で使える支援制度の全体像
事業承継では、税制、補助金、金融支援、M&A支援、経営者保証、認定支援機関など、複数の制度が関係してきます。
この詳細コラムでは、これらを制度名の一覧としてではなく、経営承継、株式承継、資金、税務、後継者支援という観点から整理します。
事業承継を税制だけで見ていると、後継者の経営能力、株式の分散、借入金、保証、従業員・取引先への影響が後回しになります。反対に、M&Aだけで見ていると、今度は税務や資金繰り、承継後の管理が抜け落ちてしまいます。
まず全体像を把握したい方、親族内承継・従業員承継・第三者承継のどれを検討すべきか整理したい方は、最初に読んでいただきたい記事です。
9-2. 特例事業承継税制を使う前に整理すべきこと
特例事業承継税制は、非上場株式の承継に伴う贈与税・相続税の納税猶予を検討できる、重要な制度です。
ただし、納税猶予だけを見て利用を決めてしまうと、後継者の経営意思、議決権の集中、親族間の公平、継続要件、報告義務、取消リスクを見落とす可能性があります。
法人版事業承継税制の特例措置では、特例承継計画の提出期限が令和9年9月30日までとされています。特例承継計画には、後継者、承継時期、承継後の事業計画等を記載し、認定経営革新等支援機関の指導・助言を受ける必要があります。
出典:中小企業庁|法人版事業承継税制(特例措置)
この詳細コラムでは、制度の適用要件を羅列するのではなく、そもそもその会社が事業承継税制を使うべきなのか、そして使った後に管理できるのかという判断軸を整理します。
9-3. 事業承継・M&A補助金を経営判断として使う
事業承継・M&A補助金は、承継やM&Aに伴う投資、専門家活用、PMI、廃業・再チャレンジなどを支援する制度として検討されます。
もっとも、補助金は「M&A費用を安くする制度」ではありません。後払い、不採択、対象外経費、事業期間、証憑管理、実績報告、補助対象資産の管理といった制約が伴います。
承継・M&A局面では、補助金のスケジュールと、M&Aの交渉・基本合意・DD・最終契約・クロージングのスケジュールがずれることがあります。採択を前提に投資や専門家契約を進めてしまうと、資金繰りや契約実務に支障が出ることもあります。
この詳細コラムでは、事業承継・M&A補助金を、補助対象経費の確認だけでなく、承継後の経営革新、PMI、資金計画、専門家連携、実行後管理とつなげて判断します。
9-4. 中小M&Aガイドラインと支援機関選定
M&Aでは、どの支援機関に相談するかによって、進め方、手数料、情報管理、交渉姿勢、DD、契約条件、クロージング後の対応が変わります。
仲介者とFAは、役割や立場が異なります。仲介者は譲渡側・譲受側の間に立って支援する形が多く、FAは原則として一方当事者の利益を踏まえて助言します。どちらが常に優れているという話ではありません。案件規模、交渉力、情報量、利益相反、手数料体系、セカンドオピニオンの要否を確認したうえで選ぶ必要があります。
M&A支援機関登録制度は、中小M&Aガイドラインの遵守宣言等を登録要件として、FAまたは仲介業者を登録する制度です。事業承継・M&A補助金の専門家活用枠では、M&A支援機関登録制度に登録された支援機関の提供する支援に係る費用が補助対象とされる場面があります。
出典:中小企業庁|M&A支援機関登録制度の申請受付(令和8年度公募)について
この詳細コラムでは、中小M&Aガイドラインを踏まえ、支援機関を選ぶ前に確認しておきたい役割、手数料、利益相反、契約、DD、経営者保証を整理します。
9-5. PMIと制度活用をどうつなげるか
M&Aは、成立した時点で終わりではありません。むしろ、成立後に何を統合し、どのように経営を安定させ、どの数字で成果を確認するかが重要になります。
PMIでは、経営統合、信頼関係の構築、業務統合、会計管理、労務管理、取引先対応、システム統合、資金繰り、月次モニタリングといった論点が関係してきます。
ここで制度活用を切り離して考えてしまうと、補助金や税制優遇は使ったものの、投資効果が測定できない、会計処理が追いつかない、金融機関に説明できない、従業員や取引先の不安が残るという事態になりかねません。
この詳細コラムでは、M&A成立後のPMIと、補助金、税制、管理体制、月次決算、KPI、金融機関説明をどうつなげるかを整理します。
9-6. 組織再編・自己株式・資本政策と制度活用
事業承継・M&Aでは、株主構成や資本政策が制度活用の前提になります。
後継者に株式を集中させるのか。
会社が自己株式を取得するのか。
種類株式を使うのか。
合併や会社分割で事業を整理するのか。
株式交換や持株会社化を検討するのか。
従業員持株会を使うのか。
これらは、単なる法務手続ではありません。支配権、株主構成、税務、資金調達、補助金・税制優遇の適用可否、金融機関への説明に影響します。
資本政策が曖昧なまま事業承継税制や補助金を検討すると、制度は使えても後継者が経営しにくい、少数株主が残る、自己株式取得で会社資金が不足する、組織再編後に税務や会計管理が複雑化するといった問題が起こり得ます。
この詳細コラムでは、個別スキームの設計ではなく、承継・M&Aにおける資本政策の見取り図を整理します。
このテーマで一貫して持つべき視点
事業承継・M&A・PMI支援において重要なのは、制度を単体で見ないことです。
事業承継税制は、税負担を抑えるためだけの制度ではありません。後継者が経営権を持ち、継続して会社を運営していくための制度です。
補助金も、M&A費用や設備投資費用を軽くするためだけの制度ではありません。承継後の経営革新やPMIを実行するための、資金手段の一つです。
M&A支援機関の選定は、相手先を紹介してもらうだけの問題ではありません。手数料、利益相反、情報管理、DD、契約条件、経営者保証、クロージング後の責任に関わります。
PMIは、M&A成立後に現場が何とかする作業ではありません。M&Aの目的を実現するために、成立前から検討し、成立後に数字で管理していく実行計画です。
組織再編や資本政策も、税務スキームではありません。誰が会社を支配し、誰が資金を負担し、誰が将来の意思決定を担うのかを決める経営判断です。
制度活用より先に整理すべきこと
承継・M&Aの制度を検討する前に、少なくとも次の順番で整理しておく必要があります。
まず、事業を続ける意味を確認します。後継者が継ぐ理由、譲渡する理由、譲受側が取得する理由が曖昧なままでは、制度を使っても目的が定まりません。
次に、経営権と株式・持分の関係を確認します。代表者の交代だけでは、経営権の承継は完了しません。株主構成、議決権、少数株主、親族関係、出資持分、名義株などを確認する必要があります。
そのうえで、資金計画を確認します。株式取得資金、納税資金、M&A費用、専門家費用、PMI費用、設備投資、運転資金、借入返済を、資金繰り表に落とし込んでおきます。
さらに、税務・会計処理を確認します。贈与税、相続税、法人税、所得税、消費税、登録免許税、不動産取得税、補助金収入、圧縮記帳、特別償却、税額控除、組織再編税制など、複数の税目や処理が関係する場合があります。
最後に、実行後の管理体制を確認します。承継・M&Aは、成立した後にこそ、会計、税務、証憑、月次決算、KPI、金融機関説明、従業員対応、契約管理が続いていきます。
この順序を飛ばして制度を探すと、「使える制度」は見つかっても、「使うべき制度」を選ぶことはできません。
最新情報の確認が必要な理由
事業承継・M&Aに関係する制度は、年度、税制改正、公募回、予算、ガイドライン改訂によって内容が変わります。
事業承継・M&A補助金は、公募回ごとに申請期間、対象枠、対象経費、補助率、補助上限、提出書類が変わることがあります。M&A支援機関登録制度についても、公募年度や登録要件、情報開示項目の変更に注意が必要です。
事業承継税制も同様に、特例承継計画の提出期限、認定手続、贈与・相続の時期、報告義務、取消事由を確認する必要があります。
中小M&Aガイドラインや中小PMIガイドラインは、支援機関の選定、手数料、契約、PMIの進め方を確認するうえで重要です。ただ、ガイドラインを読んだだけで自社の判断が決まるわけではありません。自社の株主構成、財務状況、事業内容、後継者、金融機関との関係に落とし込む作業が欠かせません。
主な公的情報の確認先
事業承継・M&Aに関係する制度は、必ず最新の一次情報を確認してください。特に、公募期間、申請期限、提出書類、対象経費、税制改正、登録制度の要件は、古い情報に基づいて判断すると実務上のリスクが生じます。
- 出典:中小企業庁|事業承継
- 出典:中小企業庁|事業承継の支援策
- 出典:中小企業庁|M&A、事業承継に関するご相談
- 出典:中小企業庁|中小M&Aガイドライン(第3版)
- 出典:中小企業庁|PMIを実施する
- 出典:中小企業庁|中小PMIガイドライン
- 出典:中小企業庁|法人版事業承継税制(特例措置)
- 出典:中小企業庁|M&A支援機関登録制度の申請受付(令和8年度公募)について
- 出典:M&A支援機関登録制度事務局|M&A支援機関登録制度
- 出典:中小企業庁|中小企業生産性革命推進事業「事業承継・M&A補助金」(十五次公募)の公募要領を公表します
第9テーマを読み終えた後に接続すべきテーマ
第9テーマは、承継・M&Aに関係する制度と経営判断を扱います。ただ実務では、他のテーマとも密接に関係してきます。
補助金そのものの基本ルール、後払い、採択後の管理、実績報告を確認したい場合は、第3テーマ「補助金の活用実務」に進むと理解が深まります。
資金調達、金融機関説明、資金繰り表、借入返済を整理したい場合は、第8テーマ「融資・保証・資金調達との比較」に接続します。
経営力向上計画、認定支援機関、経営改善計画、モニタリングを確認したい場合は、第7テーマ「認定制度・認定支援機関・経営改善計画」が前提になります。
補助金受給後の会計処理、税制優遇の別表管理、月次決算、効果検証を確認したい場合は、第11テーマ「会計・税務・証憑管理・効果検証」に進む必要があります。
グループ会社、非上場企業、医療法人、知的財産といった個別事情が強い場合は、第12テーマ「高度論点・業種別制度活用」に接続します。
承継・M&Aは、単独の制度テーマで完結するものではありません。会社の資本構成、財務、税務、資金繰り、管理体制に合わせて、横断的に読むことが重要です。
相談前に整理しておきたい資料
事業承継・M&A・PMIのご相談では、制度名だけをお伝えいただいても、十分な検討はできません。
相談前に、少なくとも次の資料を整理しておくと、検討の精度が高まります。
- 直近3期分の決算書と申告書
- 直近の試算表
- 借入金一覧、返済予定表、担保・保証の状況
- 株主名簿、出資者名簿、親族関係図
- 役員構成、後継者候補、従業員数、主要取引先
- 不動産、設備、知的財産、リース、保険、共済の一覧
- 補助金や税制優遇の利用履歴
- 事業承継税制、補助金、M&A支援機関との相談状況
- M&Aを検討している場合は、譲渡希望条件、譲受目的、想定スケジュール
- PMIを検討している場合は、統合後の売上・利益・資金繰り・人員計画
これらが揃っていない場合でも、ご相談いただくことは可能です。ただ、資料がないまま制度の有利不利だけを判断することは避けるべきです。
承継・M&Aは、後から数字を合わせるものではありません。数字を見ながら、承継方法や制度活用の可否を判断していくものです。
まとめ|承継・M&A支援制度は、会社を次の段階へ進めるために使う
事業承継・M&A・PMIに関係する制度は、いずれも重要です。
しかし、制度を使うこと自体が目的ではありません。
親族内承継であれば、後継者が経営できる状態を作ること。
従業員承継であれば、株式取得資金や経営者保証を整理すること。
第三者承継であれば、譲渡条件、従業員・取引先への影響、支援機関選定を誤らないこと。
M&A後であれば、PMIを通じて統合効果を数字で確認すること。
資本政策であれば、支配権、株主構成、税務、資金調達を整合させること。
このテーマで扱う詳細コラムは、制度を「使えるか」ではなく、「その会社にとって合理的な承継・M&A判断に組み込めるか」を考えるためのものです。
犬飼公認会計士・税理士事務所では、事業承継税制、事業承継・M&A補助金、M&A支援機関選定、PMI、組織再編、資本政策を、税務・会計・資金繰り・月次管理・金融機関説明と切り離さずに整理することを重視しています。
自社の承継方法を検討している、M&Aを進める前に制度活用と資金計画を整理したい、後継者への株式承継やM&A後のPMIまで含めて相談したいという場合は、犬飼公認会計士・税理士事務所HPのお問い合わせページからご相談ください。
制度を探す前に、会社の将来像、支配権、資金、税務、実行後管理を一緒に整理しておくこと。それが、承継・M&Aを後悔しない経営判断へと近づけてくれます。
重要事項の振り返り
| 確認したいこと | 読むべき詳細コラム | 判断の入口 |
|---|---|---|
| 承継制度の全体像を知りたい | 9-1. 事業承継で使える支援制度の全体像 | 税制、補助金、金融支援、M&A支援を分けて理解する |
| 事業承継税制を使うべきか迷っている | 9-2. 特例事業承継税制を使う前に整理すべきこと | 納税猶予だけでなく、後継者の意思、株式集中、継続要件を見る |
| 承継・M&A補助金を検討している | 9-3. 事業承継・M&A補助金を経営判断として使う | 補助対象経費だけでなく、M&Aスケジュールと資金繰りを確認する |
| M&A支援機関を選びたい | 9-4. 中小M&Aガイドラインと支援機関選定 | 仲介者・FA、手数料、利益相反、DD、契約を確認する |
| M&A成立後の管理が不安 | 9-5. PMIと制度活用をどうつなげるか | M&A成立後の統合、会計管理、KPI、月次モニタリングを見る |
| 株主構成や組織再編が関係する | 9-6. 組織再編・自己株式・資本政策と制度活用 | 支配権、株式集約、自己株式、組織再編、税務影響を整理する |
| 金融機関説明が必要 | 第8テーマにも接続 | 返済原資、資金使途、承継後の事業計画を説明できる形にする |
| 実行後の会計・税務管理が必要 | 第11テーマにも接続 | 補助金、税制優遇、証憑、別表、月次管理を継続する |
| グループ会社・非上場株式の論点がある | 第12テーマにも接続 | 資本関係、みなし大企業、グループ通算、株主構成を確認する |