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記事一覧
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IFRSシリーズ
IFRSにおける外貨建取引の当初認識と期末換算|貨幣性・非貨幣性項目の実務判断
外貨建取引の会計処理は、一見すると単純な作業に見えます。取引日のレートで換算し、期末に外貨建ての債権債務を決算日レートで換算する。多くの方が、そのくらいの理解で足りると考えているかもしれません。 しかし、IFRSの実務は、そこまで簡単には運び... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける機能通貨の決定と変更|親会社・海外子会社の実務判断
IFRSで外貨換算を検討するとき、まず向き合うべきなのは「どの為替レートを使うか」ではありません。その手前に、整理しておくべきことがあります。 それは、その企業にとって、どの通貨が機能通貨なのかという問いです。 機能通貨は、外貨建取引の換算に... -
IFRSシリーズ
ヘッジ会計の表示・開示・中止|IFRS第9号・IFRS第7号に基づくOCI、純損益、資本、注記への落とし込み
ヘッジ会計の検討は、ヘッジ対象とヘッジ手段を指定し、有効性要件を満たせばそれで終わり、というものではありません。実務でむしろ判断の粗さが表面化するのは、その後の表示、開示、そして中止の処理においてです。 たとえば、キャッシュ・フロー・ヘッ... -
IFRSシリーズ
ヘッジ対象・ヘッジ手段の指定|IFRS第9号における予定取引・リスク要素・純額ポジションの実務判断
ヘッジ会計の実務では、どうしても「ヘッジ有効性を満たしているか」「ヘッジ非有効部分をどう測定するか」に目が向きがちです。ところが、実際につまずくのは、その手前の段階であることが少なくありません。すなわち、何をヘッジ対象に指定し、何をヘッ... -
IFRSシリーズ
ヘッジ有効性とヘッジ非有効部分|IFRS第9号における経済的関係・信用リスク・ヘッジ比率の実務判断
ヘッジ会計を適用するうえで、実務上もっとも説明が難しくなりやすいのが「ヘッジ有効性」と「ヘッジ非有効部分」です。 IFRS第9号では、IAS第39号の時代に見られた、いわゆる80%から125%という数値範囲に基づく有効性判定は求められていません。ただ、... -
IFRSシリーズ
ヘッジ会計の公式な指定と文書化|IFRS第9号で後から整えられない実務要件
ヘッジ会計は、企業のリスク管理活動を財務報告に反映するための会計処理です。 ただ、IFRS第9号のヘッジ会計は、リスク管理目的でデリバティブを使ってさえいれば自動的に適用できる、というものではありません。ヘッジ関係が適格要件を満たしていること... -
IFRSシリーズ
IFRS第9号におけるヘッジ会計の目的|リスク管理と財務報告をどう結びつけるか
IFRS第9号のヘッジ会計は、デリバティブの評価差額を繰り延べるためだけの処理ではありません。その出発点にあるのは、企業が実際に行っているリスク管理活動を、財務諸表の上でどう表現するかという問いです。 企業は、金利、為替、商品価格、信用リスク... -
IFRSシリーズ
金融リスク開示とECLの説明可能性|IFRS第7号・IFRS第9号に基づく信用リスク注記の実務判断
IFRS第9号の予想信用損失、いわゆるECLは、計算した結果を財務諸表に反映すれば終わる、という論点ではありません。 むしろ実務で問われるのは、その先にある説明可能性です。なぜそのECLが合理的といえるのか。どの信用リスクを見ているのか。モデルや仮... -
IFRSシリーズ
営業債権・契約資産・リース債権・金融保証の減損|IFRS第9号のECLを商品別にどう適用するか
IFRS第9号の予想信用損失、いわゆるECLモデルは、銀行の貸付金だけを想定した基準ではありません。一般の事業会社であっても、売掛金や契約資産、リース債権、グループ会社への資金支援枠、金融保証契約などを保有し、あるいは発行していれば、信用リスク... -
IFRSシリーズ
IFRS第9号の予想信用損失の測定と将来予測情報|PD・LGD・EAD、シナリオ、マクロ情報をどう整理するか
IFRS第9号の予想信用損失モデルでは、金融資産について、すでに発生した損失を拾うだけでなく、これから発生し得る信用損失まで見積もることが求められます。 前回までに整理したとおり、IFRS第9号の金融資産の減損では、ステージ1で12か月の予想信用損失...