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記事一覧
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IFRSシリーズ
IFRS第9号の信用リスクの著しい増大|ステージ1からステージ2への移行をどう判断するか
IFRS第9号の予想信用損失モデルのなかでも、実務上とりわけ判断が深くなりやすい論点の一つが、信用リスクの著しい増大、いわゆるSICR(Significant Increase in Credit Risk)の判定です。 ECLモデルの入口では、その金融資産が予想信用損失モデルの対象... -
IFRSシリーズ
IFRS第9号の予想信用損失モデル|金融資産の減損を「説明できる見積り」にするために
IFRS第9号の金融資産の減損は、「貸倒引当金をいくら計上するか」という計算だけの論点ではありません。 実務で本当に問われるのは、金融資産に関する信用リスクを、どの時点で、どの程度、どの情報に基づいて財務諸表へ反映するのか、という点です。 従来... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける金融商品の表示・相殺・開示|IFRS第7号・IAS第32号・IFRS第13号を実務判断へ落とし込む
金融商品会計では、分類、測定、減損、ヘッジ、認識中止の検討を終えても、財務報告としてはまだ終わりません。最後に残るのは、「どのように表示し、どこまで注記で説明するか」という問いです。 金融商品の表示・開示は、単なる注記チェックではありませ... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける金融資産・金融負債の認識中止|債権譲渡・証券化・条件変更・10%テストの実務判断
金融商品の認識中止は、「売ったから外す」「借り換えたから消す」「返したからなくす」といった単純な処理ではありません。 IFRSでは、金融資産についてまず、契約上のキャッシュ・フローに対する権利が消滅したのか、金融資産を移転したのか、所有に係る... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける金融商品の当初測定・事後測定・実効金利法|取引価格、公正価値、取引コスト、償却原価の実務判断
金融商品の測定は、IFRS第9号のなかでも実務判断の密度が高い領域です。現場では、たとえば次のような問いに直面します。 取得時の支払額でそのまま計上してよいのか。 取引コストは資産・負債に含めるのか、それとも費用として処理するのか。 市場金利を... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける金融負債と資本の区分|IAS第32号の契約上の義務・固定対固定・複合金融商品の実務判断
IFRSにおける金融負債と資本の区分は、「借入金なのか、株式なのか」「契約書の上で株式と呼ばれているかどうか」といった、形式だけで決まるものではありません。 見るべきは、もう少し実質的なところにあります。発行企業が、現金その他の金融資産を引き... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける金融資産の分類と事業モデル|償却原価・FVOCI・FVTPLとSPPI判定
IFRS第9号における金融資産の分類は、「債券だから償却原価」「株式だから有価証券」「売掛金だから債権」といった、勘定科目や法的形式だけで決まるものではありません。 その金融資産をどのような目的で保有し、キャッシュ・フローをどのように実現して... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける金融商品の範囲|金融資産・金融負債・資本性金融商品の入口判断
IFRSで金融商品を検討するとき、最初に整理すべきは分類でも測定方法でもありません。まず確かめたいのは、その契約が、そもそも金融商品に関するIFRS基準の対象になるのかどうかです。 この入口の判断を誤ると、その後に続く分類、測定、減損、ヘッジ会計... -
IFRSシリーズ
IFRS第16号における貸手会計・サブリース・セール・アンド・リースバック|複合リース取引を「説明できる判断」にする
IFRS第16号のリース実務では、どうしても借手の使用権資産やリース負債に関心が集まりがちです。しかし実際に判断が難しくなるのは、貸手会計、サブリース、そしてセール・アンド・リースバックの領域です。契約構造が複雑になるほど、なぜその会計処理を... -
IFRSシリーズ
IFRS第16号における借手の使用権資産・リース負債の認識と測定|オンバランス処理を「説明可能な実務判断」にする
IFRS第16号の借手会計を、「リースをオンバランスするための基準」とだけ捉えてしまうと、実務判断を誤りがちです。 本当に問われるのは、そこから先の判断です。リース契約から生じる「使用する権利」と「支払義務」を、どの時点で、どの範囲の支払を、ど...