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記事一覧
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IFRSシリーズ
IFRS実務における重要性の考え方|省略・集約・開示判断をどう整理するか
「重要性がないため省略した」「重要性が乏しいため集約した」——決算や監査対応の現場では、こうした説明をしばしば耳にします。 ただ、重要性は都合よく使える省略の理由ではありません。むしろIFRSにおける重要性とは、財務諸表の利用者にとって何が意思... -
IFRSシリーズ
IFRSの原則主義と監査上の説明可能性|判断の根拠をどこまで整理すべきか
IFRSは、しばしば「原則主義」と説明されます。便利な言葉ではありますが、実務ではしばしば誤解も生みます。「細かいルールが少ない」「企業の判断に委ねられている」「日本基準より自由度が高い」といった理解に、流れてしまいがちだからです。 けれども... -
IFRSシリーズ
IFRSにおける概念フレームワークと実務判断|基準に明示がない論点をどう整理するか
IFRSを実務で適用するとき、私たちがまず開くのは個別基準です。 収益であればIFRS第15号、リースであればIFRS第16号、金融商品であればIFRS第9号、企業結合であればIFRS第3号、減損であればIAS第36号。通常の実務では、該当する基準の範囲、定義、認識要... -
IFRSシリーズ
IFRS会計実務の全体像|国際財務報告基準を「説明可能な実務判断」として整理する
IFRS会計実務を理解するうえで、まず整理しておきたいことがあります。 それは、IFRSは「日本基準との違いを覚えるもの」でも、「基準本文を逐条的に確認するもの」でもない、ということです。基準差異や基準本文の理解が重要であることは言うまでもありま... -
企業会計・日本基準シリーズ
特殊取引・新領域の相談前整理|前例が少ない取引を日本基準で説明可能な会計判断に落とし込む
特殊取引や新領域の会計相談で、最初に崩れやすいのは「結論」ではありません。多くの場合、崩れているのは、その手前にある事実関係の整理です。 「このトークンは資産ですか」「この環境価値は費用ですか」「このポイント施策は収益認識ですか」「この共... -
企業会計・日本基準シリーズ
XBRL・EDINETタクソノミと開示実務|表示科目・注記・タグ付け・拡張要素を会計判断として整理する
XBRLやEDINETタクソノミというと、開示担当者やベンダーだけが扱う技術的な論点だと受け止められがちです。しかし、上場企業の有価証券報告書実務において、XBRLは単なる「提出形式」ではありません。 どの表示科目を使うか。既存要素で足りるのか、それと... -
企業会計・日本基準シリーズ
非財務情報・リスク情報と財務報告の接続|事業等のリスク、気候・人的資本と会計見積りをどう整合させるか
非財務情報やリスク情報は、かつては「財務諸表の外側」にある補足的な説明として扱われがちでした。しかし、上場企業の現在の開示実務を前提とすると、その理解だけでは足りません。 気候変動、人的資本、サプライチェーン、地政学リスク、サイバーリスク... -
企業会計・日本基準シリーズ
小売業の会計実務と高度論点|売上・返品・ポイント・在庫・店舗リース・減損をどう整理するか
小売業の会計実務は、一見すると「仕入れて、店舗やECで販売し、在庫を管理する」事業の会計に見えます。しかし、上場企業やIPO準備企業の決算・開示実務では、その見え方だけで判断すると危険です。 小売業では、POS売上、EC売上、返品、値引、クーポン、... -
企業会計・日本基準シリーズ
不動産業の会計実務と高度論点|販売用不動産・賃貸等不動産・開発原価・減損・時価開示
不動産業の会計実務は、「土地建物を買って、開発して、売る」「保有して賃貸する」という単純な整理では足りません。 同じ不動産であっても、販売目的で保有しているのか、賃貸収益を得るために保有しているのか、自社利用しているのか、将来売却を見込ん... -
企業会計・日本基準シリーズ
建設業の会計実務と高度論点|工事収益・原価見積り・工事損失引当金・監査対応
建設業の会計実務は、「完成したら売上を計上する」「原価を工事ごとに集計する」という理解だけでは、とても整理しきれません。 上場企業やIPO準備企業、大規模グループにおける建設業会計では、工事契約ごとの収益認識、履行義務の単位、進捗度、実行予...