IFRSシリーズ– category –
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ヘッジ会計の公式な指定と文書化|IFRS第9号で後から整えられない実務要件
ヘッジ会計は、企業のリスク管理活動を財務報告に反映するための会計処理です。 ただ、IFRS第9号のヘッジ会計は、リスク管理目的でデリバティブを使ってさえいれば自動的に適用できる、というものではありません。ヘッジ関係が適格要件を満たしていること... -
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IFRS第9号におけるヘッジ会計の目的|リスク管理と財務報告をどう結びつけるか
IFRS第9号のヘッジ会計は、デリバティブの評価差額を繰り延べるためだけの処理ではありません。その出発点にあるのは、企業が実際に行っているリスク管理活動を、財務諸表の上でどう表現するかという問いです。 企業は、金利、為替、商品価格、信用リスク... -
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金融リスク開示とECLの説明可能性|IFRS第7号・IFRS第9号に基づく信用リスク注記の実務判断
IFRS第9号の予想信用損失、いわゆるECLは、計算した結果を財務諸表に反映すれば終わる、という論点ではありません。 むしろ実務で問われるのは、その先にある説明可能性です。なぜそのECLが合理的といえるのか。どの信用リスクを見ているのか。モデルや仮... -
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営業債権・契約資産・リース債権・金融保証の減損|IFRS第9号のECLを商品別にどう適用するか
IFRS第9号の予想信用損失、いわゆるECLモデルは、銀行の貸付金だけを想定した基準ではありません。一般の事業会社であっても、売掛金や契約資産、リース債権、グループ会社への資金支援枠、金融保証契約などを保有し、あるいは発行していれば、信用リスク... -
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IFRS第9号の予想信用損失の測定と将来予測情報|PD・LGD・EAD、シナリオ、マクロ情報をどう整理するか
IFRS第9号の予想信用損失モデルでは、金融資産について、すでに発生した損失を拾うだけでなく、これから発生し得る信用損失まで見積もることが求められます。 前回までに整理したとおり、IFRS第9号の金融資産の減損では、ステージ1で12か月の予想信用損失... -
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IFRS第9号の信用リスクの著しい増大|ステージ1からステージ2への移行をどう判断するか
IFRS第9号の予想信用損失モデルのなかでも、実務上とりわけ判断が深くなりやすい論点の一つが、信用リスクの著しい増大、いわゆるSICR(Significant Increase in Credit Risk)の判定です。 ECLモデルの入口では、その金融資産が予想信用損失モデルの対象... -
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IFRS第9号の予想信用損失モデル|金融資産の減損を「説明できる見積り」にするために
IFRS第9号の金融資産の減損は、「貸倒引当金をいくら計上するか」という計算だけの論点ではありません。 実務で本当に問われるのは、金融資産に関する信用リスクを、どの時点で、どの程度、どの情報に基づいて財務諸表へ反映するのか、という点です。 従来... -
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IFRSにおける金融商品の表示・相殺・開示|IFRS第7号・IAS第32号・IFRS第13号を実務判断へ落とし込む
金融商品会計では、分類、測定、減損、ヘッジ、認識中止の検討を終えても、財務報告としてはまだ終わりません。最後に残るのは、「どのように表示し、どこまで注記で説明するか」という問いです。 金融商品の表示・開示は、単なる注記チェックではありませ... -
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IFRSにおける金融資産・金融負債の認識中止|債権譲渡・証券化・条件変更・10%テストの実務判断
金融商品の認識中止は、「売ったから外す」「借り換えたから消す」「返したからなくす」といった単純な処理ではありません。 IFRSでは、金融資産についてまず、契約上のキャッシュ・フローに対する権利が消滅したのか、金融資産を移転したのか、所有に係る... -
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IFRSにおける金融商品の当初測定・事後測定・実効金利法|取引価格、公正価値、取引コスト、償却原価の実務判断
金融商品の測定は、IFRS第9号のなかでも実務判断の密度が高い領域です。現場では、たとえば次のような問いに直面します。 取得時の支払額でそのまま計上してよいのか。 取引コストは資産・負債に含めるのか、それとも費用として処理するのか。 市場金利を...