M&A・企業価値評価領域– category –
-
PMIシリーズ
クロスボーダーPMIと海外子会社管理――文化・人材・レポーティングの壁
海外企業を買収したあとのPMIには、国内のM&Aとはまた違った難しさがあります。 よく語られるのは、文化の違い、言語の壁、現地経営者との相性といった論点です。これらが重要であることは間違いありません。ただ、実務の現場でより深刻なのは、こうし... -
PMIシリーズ
中小PMI・PE・ロールアップで変わる管理論点――案件類型別の見方
M&A後のPMIを考えるとき、最初に意識しておきたいことがあります。それは、PMIを一律の手順として扱わない、ということです。 ひとくちに「買収後の統合」といっても、その中身は同じではありません。後継者不在の企業を譲り受ける中小PMI、PEファンド... -
PMIシリーズ
連結・開示・監査・J-SOX対応――買収後に管理水準が変わる会社のPMI
M&A後のPMIで見落とされやすい論点のひとつに、「買収された会社に求められる管理水準が変わる」という問題があります。 買収前は、年に一度の税務申告に間に合えばよかった。月次決算は多少遅れても、社長と経理担当者が状況を感覚的に把握できていれ... -
PMIシリーズ
追加統合としての合併・会社分割・株式交換――PMI後の組織再編をどう考えるか
M&Aから時間が経つと、買収側の経営者は、たいてい次のような問いに行き当たります。 買収先を子会社のまま残すべきか 親会社に吸収合併したほうが、管理しやすいのではないか 複数事業を分けるために、会社分割を使うべきではないか 少数株主が残って... -
PMIシリーズ
買収後の税務手続と管理体制――届出・申告・グループ管理の接続点
M&Aが成立した後の税務対応は、「申告期限までに税理士へ資料を渡せばよい」というほど単純なものではありません。 買収が済むと、法人税、消費税、源泉所得税、地方税、インボイス、電子帳簿保存、グループ税務、過去の税務リスク、繰越欠損金、役員... -
PMIシリーズ
許認可・重要契約・COC条項――買収後に事業を止めない法務確認
M&Aが成立したあと、買収側がまず確認しておきたいことの一つに、「その事業を、明日も同じように続けられるのか」という問いがあります。 株式譲渡契約を締結した。クロージングも完了した。役員変更を済ませ、従業員や取引先への挨拶も終えた。一連... -
PMIシリーズ
ポストクロージング対応とPMIの違い――契約上の義務を統合計画に落とし込む
M&Aでは、クロージングを終えると「これで一段落した」と感じやすいものです。 株式が移転した。対価の支払いも済んだ。役員や代表者の変更も終えた。関係者への説明もひとまず行った。 たしかに、ディールの実行という意味では、大きな山を越えていま... -
PMIシリーズ
買収後の事業再編・不採算整理――守るために見直すPMI
M&A後のPMIというと、売上シナジーやコストシナジーにばかり目が向きがちです。けれども、買収したあとに本当に問われるのは、「伸ばす事業をどう伸ばすか」だけではありません。 買収した会社のなかに、不採算部門や採算の見えない事業、ノンコア機能... -
PMIシリーズ
カーブアウト・TSA・独立運営――切り出された事業を止めないPMI
M&A後のPMIの中でも、カーブアウト案件は、とりわけ難度の高い類型です。 通常の株式取得であれば、対象会社は一つの法人として、経理、人事、IT、契約、許認可、金融機関取引、従業員、業務フローを、ある程度まとまった形で備えています。もちろん、... -
PMIシリーズ
生産・物流・サービスオペレーションの統合――現場を止めない業務改革
M&A後のPMIで「業務を統合する」と聞くと、多くの方がまず思い浮かべるのは、経理、人事、総務、ITといった管理機能ではないでしょうか。 ですが、買収後の企業価値を本当に左右するのは、現場のオペレーションです。 製造業であれば、生産計画、工程...