IPO・会計・監査・内部統制領域– category –
-
会計監査シリーズ
棚卸資産の監査重点|実地棚卸・受払・滞留評価・原価計算をどう監査判断に落とし込むか
棚卸資産の監査は、財務諸表監査のなかでも「現場」と「会計判断」が強く結びつく領域です。 棚卸資産は、貸借対照表上の資産であると同時に、翌期以降に売上原価となる前のコストでもあります。数量が過大であれば資産が過大になります。評価損が不足すれ... -
会計監査シリーズ
収益認識の監査重点|契約・履行義務・取引価格・カットオフをどう監査判断に落とし込むか
収益認識は、財務諸表監査において最も重要な監査領域の一つです。 売上高は損益計算書の起点であり、業績評価、予算達成、金融機関対応、投資家説明、役員報酬、上場審査、継続企業の前提といった、数多くの判断に影響します。だからこそ、監査上も重い意... -
会計監査シリーズ
見積り論点とKAM候補の関係|会計上の見積りを監査報告につなげる判断軸
会計上の見積りは、KAMの候補になりやすい領域です。 ただ、「見積りだからKAMになる」という理解は、やはり粗すぎます。かといって、「特別な検討を必要とするリスクではないからKAMではない」と切り捨てるのも危険です。 KAM候補としての見積り論点は、... -
会計監査シリーズ
会計上の見積りの開示と説明可能性|注記・監査対応・KAMにつながる実務判断
会計上の見積りの開示は、注記をひとつ増やすだけの実務ではありません。 減損、税効果、貸倒引当金、棚卸資産評価、退職給付、金融商品の時価、引当金、訴訟、継続企業の前提。こうした見積りを伴う領域では、財務諸表本体に計上された金額だけを見ても、... -
会計監査シリーズ
経営者バイアスと職業的懐疑心|会計上の見積り監査で楽観性・恣意性をどう評価するか
会計上の見積りの監査で最も難しいのは、会社の見積りが「明らかに誤っている」とまではいえない、それでいてどこか会社に有利な方向へ寄っているように見える。そんな場面ではないでしょうか。 減損、税効果、貸倒引当金、棚卸資産評価、金融商品の時価、... -
会計監査シリーズ
見積り監査におけるリスク評価と監査手続|方法・仮定・データ・専門家利用をどう検討するか
会計上の見積りの監査が難しいのは、会社が提示した計算結果を検算すれば終わり、とはならないところにあります。 見積りには、将来キャッシュ・フロー、割引率、成長率、回収可能性、発生可能性、時価評価、税務上の所得見込み、年金数理上の仮定など、経... -
会計監査シリーズ
会計上の見積りの全体像|監査判断・開示・KAMにどう接続するか
会計上の見積りは、財務諸表監査のなかでも、監査人の判断力が最も強く問われる領域の一つです。 売上や現預金のように、比較的客観的な証憑から金額を確認できる項目とは事情が異なります。会計上の見積りでは、将来の事象、経営者の仮定、外部環境の変化... -
会計監査シリーズ
決算早期化・開示基礎資料・監査対応|開示から逆算する決算運用と説明可能な資料設計
決算早期化という言葉は、しばしば「何営業日で締めるか」「決算発表を何日早めるか」というスケジュール論として語られます。 しかし、法定監査・内部統制監査・財務報告の実務判断という視点から見ると、決算早期化の本質は、単なるスピードにはありませ... -
会計監査シリーズ
IT全般統制・IT業務処理統制・外部委託|財務報告リスクにどう接続して評価するか
会計監査や内部統制監査の現場では、IT統制はしばしば「専門家に任せる領域」「ITチームの調書を待つ領域」として扱われます。 しかし、財務報告の観点から見れば、IT統制は技術論だけの問題ではありません。売上、仕入、在庫、固定資産、人件費、資金、連... -
会計監査シリーズ
決算・財務報告プロセスの内部統制|決算整理・連結・注記・開示基礎資料をどう評価するか
決算・財務報告プロセスは、財務報告に係る内部統制のなかでも、とりわけ慎重な評価が求められる領域です。 販売、購買、在庫、固定資産、給与、財務といった日常業務プロセスでは、取引が反復継続的に発生します。これに対して決算・財務報告プロセスでは...